小売|XII-KnotPlus1 マニュアル

この1冊で完結します。ほかの文書を開く必要はありません。

作成日: 2026-10-11


目次

第1部 全体の操作

第2部 小売

第3部 IT・システム連携


第1部 全体の操作

XII-KnotPlus1 操作マニュアル

トゥエルブ・ノットプラスワン


1. これは何をするものか

「この業務、自動化したい」と書くと、その手順書をつくります。 そして、その手順書のとおりに働き続けます。

手順書のことを、このマニュアルでは 設計図 と呼びます。

3つの登場人物

呼び名 何をするか
XII-KnotPlus1 設計図をつくる AI
エージェント 設計図の中で、実際に作業を担当する係
実行基盤 エージェントを動かし続ける仕組み

エージェントは人ではありません。「受け取る係」「点検する係」のように、 役割ごとに分かれた AI の担当です。

どこで動いているか

AI は事務所の PC で動いています。 携帯には入っていません。

  あなたの携帯              事務所の PC
  ┌──────────┐             ┌──────────────┐
  │ 画面だけ  │ ─── 依頼 ──→ │ AI 本体       │
  │           │ ←── 結果 ── │ エージェント  │
  └──────────┘             └──────────────┘

携帯は窓口です。事務所の PC の電源が入っていないと使えません。


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2. 使い始める前に

必要なもの

アプリの導入は不要です。

事務所の外から使う場合(導入担当者の方へ)

中継サーバが 1 台要ります。 事務所の中だけでお使いになる場合は不要です。

事務所の PC は、外から直接つながらない場所にあります(それが安全の理由です)。 そこで事務所の PC のほうから外へつなぎに行き、その線を開いたままにします。 携帯からの依頼は、その線を逆向きに流れます。 つなぎに行く先が中継サーバです。ここを省くと、外からは使えません。

何をするもの 依頼を事務所の PC へ受け渡すだけ。AI は動かず、データも保存しません
どこに置くか レンタルサーバ(VPS)1 台。お客様名義でご契約いただきます
費用 月額 約 1,000 円(弊社が実際に契約している額。さくらのVPS)
ドメイン(お持ちの場合) 追加費用はかかりません。 すでにお持ちのドメインに名前を 1 つ足すだけです(例: ai.〇〇.co.jp)。名前はお客様のもので、弊社との契約が終わっても残ります
ドメイン(お持ちでない場合) 弊社の名前をお貸しします。年額 4,000 円。 ドメインの取得も管理も弊社が行うため、お客様のお手続きはありません
2 年目から 2 つから選べます。 次の 1 年をまとめてお申し込みなら年額 4,000 円、短い期間でお使いなら月額 500 円で必要な月数だけ延ばせます
返金 年額でお支払いいただいた分の返金はいたしません。 途中でおやめになる可能性がある場合は、月額 500 円をお選びください
設定 弊社が行います(証明書の取得と設定を含みます)

お貸しする名前について

ルーターの設定は一切変更しません。事務所側に穴を開けないためです。

事務所の PC について

事務所の PC は電源を入れたままにしてください。 夜間や休日も業務を処理させるためです。切ると、その間は止まります。


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3. 画面を開く

手順

  1. ブラウザで次のアドレスを開きます

    https://ai.〇〇.co.jp/app/
    

    これは例です。導入時にお伝えしたアドレスをお使いください。 アドレスはお客様ごとに違います。 ホーム画面に置いておけば、毎回入れる必要はありません。

    (dxc-labo.cloud は弊社のアドレスです。お客様の画面ではありません)

  2. ユーザー名とパスワードを聞かれるので入力します

  3. 画面がひらきます

携帯のホーム画面に置く(おすすめ)

毎回アドレスを入れなくて済みます。

iPhone の場合

  1. Safari で開く
  2. 下の共有ボタン(□に↑)を押す
  3. 「ホーム画面に追加」を選ぶ

Android の場合

  1. Chrome で開く
  2. 右上の「︙」を押す
  3. 「ホーム画面に追加」を選ぶ

追加後は、アイコンから普通のアプリのように開けます。

画面の上に出る文字

表示 意味
接続中 xii-knotplus1:latest 正常です
事務所のPCがオフラインです 事務所の PC が止まっています。 担当者に確認してください

4つのタブ

タブ 何をするところか
設計図 自動化したい業務を伝えて、手順書をつくる
コード Excel の処理やスクリプトを書いてもらう。その場で動かせる
稼働状況 動いている状況を見る。承認もここ
ファイル 処理してほしいファイルを渡し、結果を受け取る
接続設定 どこから合図を受け取るかの設定

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4. 設計図をつくる

手順

① 「設計図」タブを開く

② 業種を選ぶ

一覧から選びます。業種によって、確認すべき法律が変わります。

③ 自動化したい業務を書く

欄の下に、その業種の例が出ています。例を押すと、そのまま入ります。 まずは例を押して試すのが分かりやすいです。

自分で書くときのコツ:

よい書き方 よくない書き方
初診問診票を電子カルテへ転記し、緊急度を判定したい 業務を効率化したい
予約のキャンセルを受け取って、空き枠に戻したい AI で何かできませんか
請求書の内容を会計システムへ登録したい DX を進めたい

何を・どうしたいかを書いてください。 「効率化したい」だけでは、何の作業か分かりません。

④ 「設計図をつくる」を押す

20〜60 秒ほどかかります。押したあとは待ってください。 何度も押すと、そのぶん待ち時間が増えます。

出てきたものの読み方

見出し 意味
いちばん上の太字 この設計図が何をするものか
いつ動くか 定時(毎朝9時など)か、何かを受け取ったときか
担当(N体) エージェントの一覧。名前・役割・使う道具
守らせること その担当がやってはいけないこと
順序 上から順に実行されます
人の承認 この印が付いた手順で止まって、人を待ちます
失敗時 うまくいかなかったときの扱い
関係する法令 この業務で気をつける法律

直したいとき

**「直す」**を押すと、次を変えられます。

担当の数や道具は変えられません。 動かなくなる設計図をつくらないためです。 構成そのものを変えたいときは、書き方を変えて作り直してください。

動かす

**「この設計図で動かす」**を押すと、実際に動き出します。 稼働状況のタブで確認できます。


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5. コードをつくる

Excel の処理、シェル、SQL を書いてもらえます。業種を問いません。 医療の方が Excel の点検を頼んでも構いません。

手順

  1. 「コード」タブを開く
  2. やりたいことを書く(例を押しても入ります)
  3. 前提が分かれば書く。空欄でも構いません
  4. 「コードをつくる」を押す

出てきたものの読み方

見出し 意味
いちばん上 このコードが何をするものか
必要なもの 別途入れる必要があるもの。無ければ「標準ライブラリのみ」
コード本文 そのままコピーして使えます
使い方 実行のしかた
実行前に確認してください 必ず読んでください。 ファイルの上書きなど

ファイルの場所や数値について

聞かれません。 ファイルの場所や上限の数値は、コードを動かすときに 指定する形で書かれます。あらかじめ決めておく必要はありません。

そのまま動かせます

コードの下に**「動かす」**が出ます。事務所の PC で、その場で処理できます。

  1. 先に「ファイル」タブで、処理したいファイルを渡しておく
  2. 「コード」タブでコードをつくる
  3. 出てきた欄で、どのファイルを使うかを選ぶ
  4. 「動かす」を押す
  5. 結果は「ファイル」タブのできたファイルに出る

戻せない操作が含まれる場合は、そこで止まります。 「戻せない操作が含まれています」と出たら、中身を読んでから 「確認したので動かす」を押してください。

コードをご自身の環境で使いたい場合は、そのままコピーしてお使いいただけます。


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6. 稼働状況を見る・承認する

承認待ち

エージェントは、人の判断が要る箇所で止まって待ちます。 ここに出ているものは、あなたの判断を待っています。

AI の答えは、毎回自動で検品されています。 次のような点を見ています。

見ているところ 例
求めた項目が揃っているか 金額の欄が空のまま
数値がおかしくないか 桁を1つ多く書いている
入力に無いことを書いていないか 問診票に無い薬の名前が出てきた
前の段階と食い違っていないか 伝票番号が変わっている
資格者の判断に踏み込んでいないか 「診断した」と書いている

検品に通らないと、AI がもう一度やり直します。 それでも通らなければ、 ここに「答えが監査を通らなかった」として出ます。 何が引っかかったかも一緒に表示されます。

  1. 内容を読む
  2. 「承認する」または「却下する」を押す

承認するとその先へ進み、却下するとそこで止まります。

外出先の携帯からでも操作できます。事務所に戻るまで業務を止める必要はありません。

稼働中・完了

動いているもの、終わったものの一覧です。

表示 意味
running 動いています
waiting 人の承認を待っています
succeeded 終わりました
failed 失敗しました

**「今すぐ更新」**を押すと最新になります。


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7. ファイルを渡す・受け取る

Excel や CSV を渡して、処理してもらえます。

渡す

  1. 「ファイル」タブを開く
  2. 「ファイルを選ぶ」を押す(画面へ放り込んでも構いません)
  3. 一覧に出れば、渡せています

扱える形式: CSV、Excel、テキスト、JSON、PDF など 大きさ: 1つ 50MB まで、全体で 500MB まで

プログラム(.exe や .sh)は受け取りません。 安全のためです。

受け取る

処理が終わると、できたファイルに出ます。 **「保存する」**を押すと、お手元に保存できます。

消す

要らなくなったら「消す」を押してください。 渡したファイルは自動では消えません。 溜まったら整理してください。

元のファイルは書き換わりません

同じ名前のファイルを渡すと、連番が付いて別のファイルになります (data.csv → data_2.csv)。処理の結果も別のファイルとして作られます。 うっかり上書きすることはありません。

どこに置かれるか

事務所の PC の中です。外部のクラウドには送られません。 携帯から渡した場合も、事務所の PC に届きます。

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8. 受信元の設定

エージェントが「合図」を受け取る口の設定です。

種類 何を受け取るか
メール 予約の変更、発注、問い合わせ
フォルダ 共有フォルダに置かれた CSV や PDF
API 相手のシステムに窓口がある場合
FTP 取引先から届くデータ

この画面でできるのは、有効・無効の切り替えだけです。

パスワードについて

この画面ではパスワードを扱いません。 接続先やパスワードを変えるときは、 事務所の PC で設定ファイルを直します。担当者にご依頼ください。

「環境変数が未設定です」と出ている場合、有効にしても動きません。 担当者に設定を依頼してください。


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9. 読み上げ(声で聞く)

画面の文字を、声で読み上げられる。窓口の端末(お年寄り向け)と 学生向けの画面で使える。

使い方

見出しの下にある 「読み上げる」 を押す。

声を変える

「声を変える(職員向け)」を開くと、次を変えられる。

変えるもの できること
女性の声 / 男性の声 端末に入っている声から選ぶ
年齢の印象 20〜80。若いほど高く、速い
体格の印象 細いほど高く、大きいほど低い

「この声で読んでみる」で試せる。 読み上げを入れていなくても鳴る。 一度合わせれば、その端末は覚えている。

窓口の端末は、はじめから 60歳・ふつう に寄せてある。 速いより遅いほうが、聞き取りやすい。

読み上げには2つの道がある

道 どこで音を作るか 使える端末
段階1 端末のブラウザ Windows・Mac・iPhone・iPad・Android
段階2 事務所の PC(open-jtalk) 上記に加えて Linux

どちらも外へ音声を送らない。 段階2 でも、音は事務所の PC の中で 作られ、社内から出ない。

画面は自動で選ぶ。端末に使える声があればそちらを使い(速く、 通信も要らない)、無ければ事務所の PC に作らせる。

Linux(Ubuntu)で読み上げる

ブラウザ内蔵の声は使えない。 apt の espeak-ng は 日本語として聞き取れなかった(実機で確認)。画面はこの声を使わない。

そこで事務所の PC で音を作る(段階2)。 インストーラが自動で入れる。後から入れるには:

sudo apt install open-jtalk open-jtalk-mecab-naist-jdic \
                 hts-voice-nitech-jp-atr503-m001

約109MB。追加のリポジトリは要らない。

使えるか調べる:

bash install/check-voice.sh

入れたくないときは、インストーラに XII_NO_TTS=1 を付ける。 その場合、窓口の端末を Windows・Mac・iPad・Android にすれば 読み上げは使える(そちらの声を使うため)。

【重要】女性の声について

apt で入るのは男性の声だけである。

画面で「女性の声」を選ぶと、男性の声を高くしたものが鳴る。 そのことは画面にも出る(「この PC の音声(男性の声を高くしたもの)」)。 偽らない。 本物の女性の声ではない。

本物の女性の声を使うには、音響モデルを別に用意する。 open-jtalk 用の女性の声としては MMDAgent の「Mei」が知られており、 配布条件を確かめたうえで取得し、次に置く。

/usr/share/hts-voice/<任意の名前>/<名前>.htsvoice

置けば、画面が自動で見つけて使う(設定の変更は要らない)。 取得元と配布条件のご確認は、導入される方でお願いします。

音を作るのにかかる時間

窓口の案内文(約16秒の音声)で 0.5 秒ほどである。 同じ文は覚えているので、2度目からは待たない。 窓口の案内文は繰り返し読まれるため、実際にはほぼ待ちが無い。

「読み上げる」が出ないとき

端末に使える声がなく、事務所の PC でも音を作れない。 ボタン自体を出さない。出せない機能のボタンを置くと、 押しても何も起きず、故障だと思われるためである。

いま使える声を調べる:

bash install/check-voice.sh

「外部へ文字を送る方式のため使用しません」と出たとき

その端末の声が、読み上げる文字を外へ送る作りだからである。 Chrome の「Google 日本語」がこれに当たる。

業務の内容を外へ出さないため、そういう声は使わない。 声が出ないのではなく、使わないと決めている。

端末に入っている声(Windows の「Ayumi」「Ichiro」、 macOS・iPhone の「Kyoko」「Otoya」など)があれば、そちらを使う。

読み上げないもの

数字と単位は仮名に変える(6GB →「6ギガバイト」、 GPU →「ジーピーユー」)。端末によって読みが割れるためである。

声はどこで作られるか

端末の中、または事務所の PC の中である。 どちらにしても、 音声が事務所の外に出ることはない。

文字を整える 音を作る
段階1 事務所の PC 端末
段階2 事務所の PC 事務所の PC

読み上げる文字を整えるのは、どちらも事務所の PC である。 コードや URL を読ませないための処理をここで行っている。


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10. 学生向けの画面(8ターンの気付き)

/learn.html を開きます。答えは出しません。 8ターンかけて、正解の 80% まで近づけます。

進み方

ターン 見せるもの
1 着眼点だけ(どこを見るか)
2〜7 手がかりを少しずつ増やす
8 手がかりの最後の1本を除いた全部=およそ80%

最後の一歩は、必ず学生が踏みます。 「まちがえやすいところ」は、終わりのほう(6ターン目以降)で出します。 最初から出すと、考える前に答えに近づいてしまうためです。

学生は、答えを書いて次へ進むか、 「つぎの手がかりがほしい」で答えずに進むこともできます。 詰まったまま止まらせません。

事実は AI に書かせていません

着眼点と手がかりは、人が確かめた材料からそのまま出します。 data/seeds/learn_hints.json に入っています。 AI が書くのは「問いかけ」だけで、次のものが混じったら自動で書き直させます。

以前 AI が子どもに誤った科学を教えたためです (「太陽が遠くにあると光が少なくなる」)。 いまは、その誤りを「まちがえやすいところ」として画面に出しています。

話題を足す

材料の無い話題では、4ターンで頭打ちにし、 「先生か教科書でも確かめてね」と添えます。 知らないことを、知っているように出しません。

話題を足すには data/seeds/learn_hints.json に書きます。

id        識別の名前
subject   教科
grades    対象の学年
title     話題の名前
keywords  質問文に含まれていたら当てる言葉
look_at   着眼点。1文
steps     手がかり。**3本以上。人が確かめた事実**
last      最後の一歩。**決して見せない**
careful   まちがえやすいところ

steps の内容が、そのまま学生に出ます。 書いたものが正しいか、必ず確かめてください。

指導者の同席を前提にしてください

問いかけの質は AI が決めています。 学生を誤った方向へ導く問いが出ないとは言い切れません。


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11. 動いていることを確かめる

入れたあと、更新したあとに実行する。

bash install/selftest.sh

「成功 ◯ / 失敗 0」と出れば問題ない。1〜2秒で終わる。

AI モデルの応答まで確かめるとき(1〜2分かかる):

FULL=1 bash install/selftest.sh

確かめていること

内容
1 画面が動いているか。常駐設定の下で動いているか
2 AI モデルが見えているか
3 読み上げ(文字の整形・音を作れるか・かかる時間)
4 窓口の端末の用件一覧
5 答えの監査
6 作業場所の外を扱わないこと
7 AI モデルの応答(FULL=1 のときだけ)

「応答はあるが、8765 を握るのは別のプロセス」と出たとき

古いプロセスが残っている。 応答があっても、それは古い版である。 更新したのに反映されないときは、これが原因のことがある。

bash scripts/98_service.sh orphan

片付け方も表示される。

「-」(未確認)は失敗ではない


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12. 困ったとき

「事務所のPCがオフラインです」と出る

事務所の PC が止まっているか、インターネットにつながっていません。 携帯側の問題ではありません。 担当者に確認してください。

「もう少し教えてください」と返ってくる

AI が、何をすればよいか読み取れませんでした。故障ではありません。

画面に「必要な情報」と「書き方の例」が出ています。それに沿って書き足してください。

なお、書き方が十分でも聞き返してくることがあります(現在の弱点です)。 そのときは、例のボタンを押して形を真似るとうまくいきます。

「入力が短すぎます」と出る

8 文字以上で、何の業務かを書いてください。

「業種を選んでください」と出る

業種が選ばれていません。一覧から選んでください。

「自動化したい業務を入力してください」と出る

欄が空のままです。例のボタンを押すか、自分で書いてください。

「ご挨拶ありがとうございます」と返ってくる

「こんにちは」だけなど、業務の記述が無いときに出ます。 何を自動化したいかを書いてください。

「処理中に問題が起きました」と出る

事務所の PC 側で想定外のことが起きています。繰り返し出る場合は 担当者にお知らせください。 ログに記録が残っています。

「出力が壊れました」と出る

AI の返事が途中で崩れました。もう一度押してください。 多くは 2 回目で通ります。 何度も続く場合は担当者へ。

押しても反応がない

  1. 20〜60 秒かかります。まず待ってください
  2. それでも変わらなければ、画面を再読み込み
  3. ホーム画面から開いている場合は、一度閉じて開き直す

ファイルを渡せない

**「この形式は扱えません」**と出た場合、その種類は受け取れません。 CSV や Excel に変換してからお渡しください。

**「作業場所がいっぱいです」**と出た場合、要らないファイルを消してください。

「動かす」を押しても結果が出ない

赤い枠に出た文字をご確認ください。多くは次のどれかです。

文字が入力できない

例のボタンを押すと、そのまま入ります。 それで進めてください。 そのうえで担当者にお知らせください。


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13. やってはいけないこと

AI に任せてはいけない判断があります

法律で、資格を持つ人だけができると定められた判断があります。

業種 AI に任せられないこと
医療 診断、処方の決定
法律 法律相談への回答、書類の代理作成
会計・税務 税務相談、申告の代理
不動産 重要事項の説明
教育 評価・進級・退学の決定

設計図には「人の承認」の印が付きます。そこを飛ばさないでください。 承認を押す前に、必ず内容を読んでください。

承認を人任せにしない

承認は「読んだうえで責任を持つ」行為です。 内容を見ずに押すと、承認の仕組みそのものが意味を失います。

パスワードを画面に入力しない

この仕組みは、パスワードを画面から入力させません。 入力を求める画面が出たら、それは正規のものではありません。 担当者に連絡してください。

個人情報の扱い

業務データは事務所の PC に保管され、外部のクラウドには送られません。 ただし携帯の画面には表示されます。人前で開くときはご注意ください。


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付録: 用語

言葉 意味
設計図 業務を自動化する手順書
エージェント 設計図の中で作業を担当する係(AI)
実行基盤 エージェントを動かし続ける仕組み
承認 人の判断が要る箇所で、進めてよいか決めること
受信元 合図を受け取る口(メール、フォルダなど)
トリガー 動き出すきっかけ(定時、受信など)

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この仕組みでできないこと

開発中です。

できないこと 状況
携帯の中だけで動かす 事務所の PC が必要です。仕様です
Excel を画面上で直接編集する ファイルを渡して処理する形です
Python と シェル以外のコードを動かす SQL や JavaScript は表示のみ
書いた内容が十分でも聞き返されることがある 改善中
学生向け・お年寄り向けの簡単な画面 未着手
設計図の構成そのものを画面で変える 未対応

お気付きの点は担当者へお知らせください。


第2部 小売

小売|XII-KnotPlus1 の使い方

こちらは 小売 に固有の内容だけを扱います。


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1. この業種で自動化できること

6 の業務に対応しています。

EC運営

商品レビューの感情分析と改善要望の分類、開発への申し送り作成

何を受け取るか レビューデータ
何が出てくるか 分類結果、申し送り
いつ動くか queueを受け取ったとき

仕入先の商品データからの自社EC商品ページ原稿の生成

何を受け取るか 仕入先データ
何が出てくるか 商品ページ原稿
いつ動くか 平日 9時00分

問い合わせの類型分類と定型回答案の作成

何を受け取るか 問い合わせ内容、FAQ
何が出てくるか 分類結果、回答案
いつ動くか queueを受け取ったとき

店舗運営

販売実績と天候予報にもとづく発注量の算出と発注書の起票

何を受け取るか 販売実績、天候予報
何が出てくるか 発注書
いつ動くか 平日 9時00分

売上と棚割データからの売場レイアウト改善案の作成

何を受け取るか 売上データ、棚割データ
何が出てくるか 改善案
いつ動くか 平日 9時00分

棚卸ロスの要因分析と対策案の整理

何を受け取るか 棚卸データ、販売データ
何が出てくるか 要因分析、対策案
いつ動くか 平日 8時00分

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2. 入力の書き方

「設計図」タブで、業種に 小売 を選び、次のように書きます。

よい書き方

よくない書き方

何を・どうしたいかを書いてください。 画面の例のボタンを押すと、そのまま入ります。


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3. 関係する法令と、AI に任せてはならない判断

この業種の設計図には、次の法令が自動で添えられます。

法令 何を制限しているか
個人情報保護法 個人データの取得・利用・第三者提供の制限
景品表示法 優良誤認・有利誤認表示の禁止
特定商取引法 通信販売の表示義務

AI に任せてはならない判断

次は資格を持つ人が行う必要があります。

設計図でこれらに触れる手順には人の承認が付きます。 承認を押す前に必ず内容を読んでください。


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4. 既存システムとのつなぎ方

この業種でよく使われているシステム:

POS、在庫管理、EC(自社/モール)、発注システム

受け取り方の候補

経路 この業種での実情
API(相手のシステムに窓口がある場合) EC は API が整っている(Shopify / 楽天 / Amazon)
ファイル(共有フォルダに置かれた CSV など) POS の売上データは CSV 出力が基本
webhook EC の注文通知は Webhook で受けられることが多い
FTP(取引先から届くデータ) モールとの商品データ連携は FTP

おすすめは API、webhook、ファイル です。


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5. この業種でよくある詰まりどころ

POS のデータをどう取り込むか

日次の売上 CSV を書き出せる POS がほとんどです。フォルダ経由が確実です。API がある場合はそちらでも構いません。

発注量の算出を任せてよいか

算出と提案までです。 実際の発注は人が承認してください。天候や地域の行事など、データに現れない要因があります。


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困ったとき

操作マニュアルの「困ったとき」をご覧ください。


第3部 IT・システム連携

なぜ IT が入っているか。 どの業種の業務にも、既存システムとのデータの受け渡しが出てきます。 製品名の「XII」は 12 業種、「Plus1」は IT です。 IT はどの業種にも重なるので、横並びではなく上に乗る 1 つとして数えます。

IT|XII-KnotPlus1 の使い方

こちらは IT に固有の内容だけを扱います。


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1. この業種で自動化できること

9 の業務に対応しています。

データ管理・集計

日次更新のExcelデータの取り込みと異常値の検出

何を受け取るか Excelファイル、チェック条件
何が出てくるか 異常値リスト、集計結果
いつ動くか 平日 8時00分

複数ファイルに分散した表データの突合と統合

何を受け取るか 対象ファイル群、突合キー
何が出てくるか 統合表、不一致リスト
いつ動くか 毎月1日 9時00分

定型レポートの自動生成と関係者への配布準備

何を受け取るか 集計元データ、レポート様式
何が出てくるか レポート、配布先リスト
いつ動くか 毎月1日 9時00分

開発支援

定型作業を自動化するスクリプトの生成と検証

何を受け取るか 作業手順、実行環境の前提
何が出てくるか スクリプト、検証手順
いつ動くか 人が押したとき

コード変更の観点別レビューと指摘事項の整理

何を受け取るか 変更差分、レビュー観点
何が出てくるか 指摘事項、修正提案
いつ動くか queueを受け取ったとき

データ移行手順の作成と移行前後の突合

何を受け取るか 移行元と移行先の定義
何が出てくるか 移行スクリプト、突合結果
いつ動くか 人が押したとき

運用・保守

サーバログからの異常検知と一次切り分け

何を受け取るか ログファイル、検知条件
何が出てくるか 検知結果、切り分けメモ
いつ動くか 毎日 0 * * * *

バックアップの取得状況の確認と欠落の報告

何を受け取るか バックアップ記録、取得基準
何が出てくるか 確認結果、欠落リスト
いつ動くか 毎日 7時00分

社内問い合わせの一次切り分けと担当への振り分け

何を受け取るか 問い合わせ内容、担当区分
何が出てくるか 切り分け結果、振り分け先
いつ動くか queueを受け取ったとき

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2. 入力の書き方

「設計図」タブで、業種に IT を選び、次のように書きます。

よい書き方

よくない書き方

何を・どうしたいかを書いてください。 画面の例のボタンを押すと、そのまま入ります。


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3. 関係する法令と、AI に任せてはならない判断

この業種の設計図には、次の法令が自動で添えられます。

法令 何を制限しているか
個人情報保護法 個人データの取得・利用・第三者提供の制限
不正アクセス禁止法 他人の識別符号を用いた不正なアクセスの禁止
著作権法 プログラムの著作物。ライセンス条件の遵守
電気通信事業法 通信の秘密。利用者情報の外部送信規律

AI に任せてはならない判断

次は資格を持つ人が行う必要があります。

設計図でこれらに触れる手順には人の承認が付きます。 承認を押す前に必ず内容を読んでください。

この業種は、人の承認を省けません。 設計図から承認の手順を外さないでください。


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4. 既存システムとのつなぎ方

この業種でよく使われているシステム:

各種業務システム、監視基盤、バージョン管理、チャットツール

受け取り方の候補

経路 この業種での実情
API(相手のシステムに窓口がある場合) 多くのツールが API と Webhook を持つ
データベース(直接読む) 自社管理の DB なら直接参照できる
ファイル(共有フォルダに置かれた CSV など) ログファイル・エクスポート
webhook 監視アラート・CI の通知

おすすめは API、webhook、データベース、ファイル です。


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5. この業種でよくある詰まりどころ

IT 業以外でもコード生成を使えるか

使えます。 業種を問いません。医療の方が Excel の在庫点検を頼んでも構いません。「コード」タブは業種の選択を求めません。

ファイルの場所や閾値を聞かれない

それが正しい動作です。 実行時に引数で指定する形のコードが出ます。あらかじめ決めておく必要はありません。使い方は出力の「使い方」欄に書かれています。

出てきたコードをそのまま本番で動かしてよいか

「実行前に確認してください」を必ず読んでください。 ファイルの上書きや削除を伴うものは、まず控えを取ってから試してください。


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困ったとき

操作マニュアルの「困ったとき」をご覧ください。

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